当サイトは同じレースに対して、人気やオッズを使わない統計モデルの予想と、AIの読みの2つを毎日出しています。 両者が別の馬を◎にしたレースだけ勝敗が立ち、片方の◎だけが3着以内に入ったら1勝。 このレポートは1週間ぶんの結果と、なぜそうなったかの考察をまとめたものです。
◎が割れたのは26レース(同じ馬に◎を打ったレースは自動的に引き分け)。割れた26レース限定の3着内は スコア 16/26・AI 12/26。
| 場 | レース | スコア◎3着内 | AI◎3着内 | 対決(AI-スコア) |
|---|---|---|---|---|
| 船橋 | 47 | 74.5% (35/47) | 68.1% (32/47) | 2-5 |
| 門別 | 35 | 80.0% (28/35) | 80.0% (28/35) | 4-4 |
| 園田 | 35 | 74.3% (26/35) | 71.4% (25/35) | 0-1 |
| 浦和 | 12 | 50.0% (6/12) | 50.0% (6/12) | 1-1 |
AIが割れた理由(当日の原文): ◎10は休み明け165日×C1昇級初戦の二重割引で時計(z-1.8)の再現条件が弱い。8は現役続戦中の時計が直近まで安定しており軸の根拠が直接的。10は相手筆頭で保険。
このレースの全馬評価を見る →今週スコアが11勝7敗と勝ち越した最大の要因は、AIの「展開読み」が裏目に出続けたことにある。逃げ3頭の共倒れを見込んで差し・追込に割った8/3船橋5R・6R(AI◎は6着・4着、スコア◎は1着・2着)、単騎逃げ濃厚×前有利の場を根拠に前の馬へ割った8/4門別3R・8/5門別2R(AI◎は6着・4着、スコア◎はともに2着)と、展開構造だけを主根拠にした割れは4戦全敗だった。唯一展開絡みで勝てた8/6門別2Rは、展開利に「前走同距離2着(時計z-0.9)」という実測を重ねた複合根拠で、◎アイリスベビーが3着に来ている。今週に限れば「展開は単独では軸を割る根拠にならず、馬自身の実測と重なって初めて機能する」という並びで、n=5と小さいものの負け方の型は揃っている。
AIの7勝のうち4勝は「直近・同条件の時計の質」を根拠にした割れから出た(8/4門別1R・8/5船橋9R・8/5門別9R・8/7浦和12R)。たとえば8/5門別9Rは、スコア◎6が直近2走8着(時計z+0.3/+0.7)と状態の裏付けを欠く一方で前走1着z-2.2の12エクセレンウイナーを取り3着。8/7浦和12Rは休み明け165日×C1昇級初戦の◎10を「時計の再現条件が弱い」と割り引き、◎モウが1着した。ただし同じ物差しは負けも生んだ。8/4船橋12Rでは「持ち時計z-2.3は約10か月前のもの」と272日休み明けのキタサンライザーを割ったが1着に走られ、8/5門別8Rでは同距離帯z-1.8と時計断然のブレイキンアウェイが4着に終わり、単騎逃げのスコア◎9が1着。休み明けの◎を割る型に限れば今週2勝2敗(8/7浦和6Rの74日明けも割って負け)で、「久々=時計が再現しない」とまでは言い切れない。時計の質は今週最も稼いだ根拠だが、能力上位の休み明けを軽視する方向へ伸ばすと裏切られる、という両面が出た週だった。
AIが自己申告した自信度は、3着内率で見るときれいな階段になっている(高79.4%〔27/34〕・中72.1%〔44/61〕・低58.8%〔20/34〕)=確度の自己評価そのものは機能している。一方、対決の勝敗を自信度別に見ると様子が違う。「高」の34レースで決着のついた対決はゼロ=AIが強く確信するのはスコアと同じ結論のときで、割れるのは確信が下がるレースに集中している。そして決着がついた割れは「中」で1勝5敗、「低」で6勝6敗。AIの7勝のうち6勝が、自身が「低」と申告した思い切った割れから出ている。中くらいの確信の割れが最も分が悪く見えるが、今週のnは小さく(3着内率の標準誤差±4.0pt)、この差を傾向とまでは断定しない。次週は、今週全敗だった「展開の単独読み」の割れが再び出るか、そして「中」の割れの負け越しが続くかを見る。
通算(この週の日曜まで): スコア 26勝 - AI 21勝 - 引分 339(386レース・◎3着内 スコア 68.7%/AI 67.4%)