レポート / 週刊 統計モデル vs AI
第5号(8/17〜8/23)— 今週は統計モデルの10勝3敗
対象期間 8/17〜8/23 ・ 11開催 126レース ・ 数字は毎朝の答え合わせで再集計されます
当サイトは同じレースに対して、人気やオッズを使わない統計モデルの予想と、AIの読みの2つを毎日出しています。 両者が別の馬を◎にしたレースだけ勝敗が立ち、片方の◎だけが3着以内に入ったら1勝。 このレポートは1週間ぶんの結果と、なぜそうなったかの考察をまとめたものです。
◎が割れたのは25レース(同じ馬に◎を打ったレースは自動的に引き分け)。割れた25レース限定の3着内は スコア 17/25・AI 10/25。
| 場 | レース | スコア◎3着内 | AI◎3着内 | 対決(AI-スコア) |
|---|---|---|---|---|
| 川崎 | 48 | 66.7% (32/48) | 62.5% (30/48) | 1-3 |
| 門別 | 36 | 75.0% (27/36) | 66.7% (24/36) | 0-3 |
| 園田 | 32 | 84.4% (27/32) | 78.1% (25/32) | 1-3 |
| 大井 | 10 | 70.0% (7/10) | 70.0% (7/10) | 1-1 |
AIが割れた理由(当日の原文): ◎ハーンドルフはB2で2着(z-1.1)だがB1では8着(z+0.7)の実測があり昇級初戦。対するマカゼはクラス降級×同条件900mの実測上位(B1で1着z-1.2)が重なる=降級で相手が軽くなる馬自身の実測を優先。
このレースの全馬評価を見る →今週のAIの負け筋は一つの型に集中しました。「◎の根拠になっている時計が休養前のもの=再現条件が弱い」として割った読みです。休み明けを割引理由に含む割れは6レースあり2勝4敗。しかも負けた4つのうち、門別5Rのナイトセーリング(休み明け292日)と門別10Rのマイラーズドーン(同313日)はそのまま1着、園田の2頭(8/20・5Rエーピーポエティス133日、8/21・12Rデイジーフラッシュ142日)も揃って2着と、割られた側がほぼ崩れませんでした。一方で勝った2つ(8/17大井5R・8/18川崎7R)は、休み明け単独ではなく「当地初出走の過大評価」という別の盲点条件が重なっていたレースです。つまり裏切られたのは「休み明け=時計の鮮度が落ちる」という一般論の部分で、300日級のブランクでも走る馬は普通に走る。川崎には休み明けがやや割引方向という場の実測がありますが、門別・園田でそれを流用したのが今週の敗因の中心でした。
AIが自分で申告した自信度別に見ると、今週の対決の負けはほぼ「中」に集中しています。自信度「中」の割れは1勝9敗。対照的に「低」の割れは2勝1敗で、「高」ではそもそも割れが発生しませんでした(21レース中スコアと同結論、3着内85.7%=18/21)。勝った「低」の2つは、当地初出走の◎や半年ぶりの◎という明確な盲点条件に対して、当地実測の厚い対案を恐る恐るぶつけた型です。逆に「中」の負け9つの多くは「直近の時計が厚いから」という前向きな理由で割ったもの。8/3週にも「中」の割れが1勝5敗という同じ形を観測しており、2週分を並べると「AIがそこそこ自信を持って割るときほど分が悪く、明確な盲点条件を突くときだけ勝てる」という構図が続いています。n=10と6の話なのでまだ傾向とは断定しませんが、3週目も同じなら「中の割れは対抗までに留める」規律を検討する段階に入ります。
毎朝の反省で「クラス降級初戦の穴」を9件記録してきた流れを受けて、AIは今週この型を2回◎に使いました。8/19川崎12Rのハクシュ(B2→B3降級×同舞台2000mの勝ち時計)と8/21川崎11Rのマカゼ(A2→B1降級×当地900mの勝ち実測)です。結果はハクシュ11着・マカゼ4着で2連敗。どちらも降級単独ではなく当該コースの実測を重ねた複合根拠でしたが、相手側のスコア◎(3歳からの古馬編入初戦、B2からの昇級初戦)が普通に走り切りました。台帳の降級型は「印圏外の穴」として観測されてきたもので、軸として◎に昇格させるにはまだ裏付けが足りない——「相手が軽くなる」は追い風の説明にはなっても、その馬が勝ち切る根拠にはならない、というのが今週の授業料です。次週は、休み明けの◎を割る場面で場ごとの実測(川崎とそれ以外)を確かめるか、そして「中」の割れの分の悪さが3週続くかを見ます。
通算(この週の日曜まで): スコア 40勝 - AI 28勝 - 引分 501(569レース・◎3着内 スコア 69.9%/AI 67.8%)