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コラム / 競馬の「それ、ホント?」

馬体重が大きく増えた馬は割り引くべきか — 連戦中の大幅増は下がる。休み明けなら大幅減のほうが下がる

公開 2026-10-09 ・ 数値は毎朝の最新データで自動更新(最終更新 2026-10-09)

「馬体重が大きく増えた馬は太め残り」「大きく減った馬は調子落ち」とよく言われます。そこで11場の結果から、前走と今回の両方に馬体重の記録がある261,507走を数え、前走からの増減で3着内率を比べました。馬体重はレース当日の発走前に発表される情報で、当サイトの朝の予想には入っていません。

全体では、増減による差は小さい

前走からの増減3着内率
10kg以上減28.3%9,810走
4〜9kg減30.0%52,930走
増減3kg以内28.4%133,224走
4〜9kg増27.3%53,153走
10kg以上増27.6%12,390走

10kg以上増えた馬は27.6%、10kg以上減った馬は28.3%、増減3kg以内の馬は28.4%。いちばん高い帯といちばん低い帯の差も2.7ptで、全体をならすと「増えたから」「減ったから」で大きな差はありません。

前走からの間隔で分けると、向きが分かれる

前走から60日以内の「連戦中」と、61日以上あいた「休み明け」に分けました。休み明けは馬体重が増えやすく、全体の数字には両方が混ざっています。

増減連戦中休み明け
10kg以上減29.4%7,729走24.3%2,081走
4〜9kg減29.8%49,817走31.9%3,113走
増減3kg以内28.2%127,956走33.7%5,268走
4〜9kg増26.7%48,954走34.9%4,199走
10kg以上増25.0%7,858走32.1%4,532走

連戦中は、10kg以上増えた馬が25.0%で、増減3kg以内の28.2%を下回る。休み明けは逆で、10kg以上減った馬が24.3%と、増減3kg以内の33.7%を下回る一方、10kg以上増えた馬は32.1%でした。

それまでの成績をそろえても、同じ向きに残る

ただ、増減が大きい馬と小さい馬では、もともとの実力の顔ぶれが違うかもしれません。そこで、それまで5走以上の馬について、同じ場・同じ間隔の区分・同じ通算3着内率の帯で、増減3kg以内だった走の3着内率を「見込み」にして、その差を出しました(マイナスは見込みより低い)。

増減連戦中休み明け
10kg以上減+0.2pt4,678走−7.3pt1,070走
4〜9kg減+0.8pt33,923走−0.9pt1,747走
4〜9kg増−1.6pt35,867走−0.7pt2,154走
10kg以上増−3.4pt5,400走−1.0pt2,077走

連戦中の10kg以上増は見込みとの差が−3.4pt、休み明けの10kg以上減は−7.3ptでした。一方、連戦中の10kg以上減は+0.2pt、休み明けの10kg以上増は−1.0ptです。

場別: そろえた比較の差

場連戦中の10kg以上増休み明けの10kg以上減
船橋−0.3pt429走−4.5pt160走
大井−4.1pt384走−10.4pt174走
浦和−3.3pt578走—
川崎−1.6pt334走—
門別−3.8pt470走—
高知−1.5pt428走—
園田−5.1pt519走−3.9pt302走
佐賀−2.3pt916走—
名古屋−3.7pt609走—
笠松−4.9pt308走—
金沢−7.6pt425走—

連戦中の10kg以上増が見込みを下回ったのは11場中11場。休み明けの10kg以上減は、場ごとに数えられる走数があったのが3場で、そのうち3場で下回りました。「—」は走数が少なく載せていない場です。

この表の読み方と注意点

どう数えたか

この結論の限界